今でもダンスホールの現場でかかるBaddis Ting Riddim、一連ではAlozadeやMr.Vegasが人気ですね👍
プロデューサーは90's~00's、シーンを築いたRichard 'Shams' Brownie !! 黄色いラベルのB-Richレーベルですね(懐かしい)。T.O.Kの才能をいち早く見いだし、トップレベルの人気にまで育て上げた人でもあります
この曲は、音楽の再生環境を確認するためのリファレンス(参考音源)として重宝しています。
ポイントはベース。
このトラックには、3種類のベースが含まれています。
①硬め短めのシンセベース
②うねうねと動くベース
③キックのサスティンの様に被さる最深部のベース
これがT.O.Kの曲だと②→①→③の順に現れるんですが、それぞれ周波数が違うので、スピーカーの特性を知ることが出来ます。
特に一番深いベースは、「はっきり聞こえないけど感じる」系(40hzくらい)なので、ローエンドが弱いスピーカーだと出てきません。
だからこそサウンドシステムで聞くとクソカッコいいんですよね👍
ちなみに、出せない低音を倍音で誤魔化すスピーカーだと酷いことになります(*_*)
リズムもキッチリ、エッジが効いてるので、スピード感や抜けの良さも確認出来ます。
しかしこうやって、改めて聴くと、ハイハットとスネアが大きいことに驚きます。昔はこういう構成がトレンドだったんでしょう。踊り易いようにリズムを強調させて。
ミックスには時代が良く現れます。80年代ロックのリバーブ強めのボーカルとか、00's前半の音圧パッツン感とか。
そういった部分を知ると、また違った楽しみ方が出来ますね👍