90年代後半、リッチースティーブンスのレーベルpot of goldからのビッグチューン!!
Tanto Metro & Devonte - Everyone Falls In Love - YouTube
クラブミュージック的にはもはや説明不要で、沢山のリミックスやサンプル元として使われています。
pot of goldらしい音の質感ですね!うるさくない、キツくない、耳あたりの良いミックス。
シンプルなベーラインに高音でメロディ付け。これもいかにもな感じです✨最近のFreestyle riddim (Rifficalのwhy highで有名)もここですね!
さて、20年遡ってこのリディム、up close & personal riddimに話を戻しましょう。
個人的に、いつも注目して聴いていたのはクラベスの音です。
「キッキッキン、キッキッキン」とキックに被さるように鳴っている高音のパーカッションですね。
ダンスホールに限らずクラブミュージックでは、キックのハク(拍と迫)が大事なのです。
リズムをリードする拍子のキーポイント「拍」と、音の大きさやスピード感、存在感を現す迫力の「迫」。
そのため、コンプとEQで耳あたりを強くする方法以外にも、アタック強めのインストラメントを被せるという手法もメジャーだったりします。
代表的なのはスネアと合わせる(Sick Riddimとか)、カウベルと合わせる(Punnanny Riddimとか)、ベースや中音のコード演奏とリズムを合わせる(Stink Riddimとか)、等々です。
そして、この曲ではクラベスの音が被さってるわけです。
そうすると、なかなか絶妙なハク感が出るんですよね〜。
自分も、一時期ハマってました(笑)
そしてこのクラベスの音、メロディ叩き(音階演奏)ですね👍
こういう、普通はメロディで叩けない音をメロディ付けて演奏しようとすると、なかなか難しいもんですよね💦もともとこういう音がシンセに入ってたのかな?
自分は今ならMPCの音階機能でやると思いますが。
今も昔もこれからも、愛され続けるであろう楽曲。
違った視点で楽しんでみて下さい!