Donkiファーストアルバム、「輝ける場所」好評配信中です!
自分は
#2, バクハツ
#3, One More Time
#4, Fuckin Day
のトラックを製作致しました!今回はその中から、「バクハツ」について書いてみたいと思います!
ヒップホップなトラックですよ(^^)v
Donki本人から、「派手めでお願いします」とのことだったので、けっこうガンガン押し出したミックスになったかな?
定番のゴウーンと鳴る、含みのあるベース。
高音部隊はヒップホップらしく、クールでダークな冷たい音をリードにしたかったので、クラベスの音をウェットにしてから音程当てて叩きました。
しかし、タイトルが「バクハツ」なので燃え上がるような音が必要です。個人的に、燃え上がるような音はブラス系の加工音が似合います。
そうやって、意外と理論立てて組み合わせていったトラックですが、なんとDiploの曲に微妙に似てしまったんですね〜。バクハツを作ったのはその曲を聞くより前なんで、インスパイアではないです💦
テンポを初めもろもろ違っていたので、そのまま続行しました(笑)💦
そして、ドラムのお話。
そう、今日語りたい分野は「ドラムサンプル」についてです(^^)v
自分が使っているMPCやMASCHINEという器材は、各パッドに様々な音(サンプル)を割り当てて、叩いて演奏できるようにした機材です。
このパッドにはそれぞれ、キックならキック、スネアならスネアとテーマごとに数十種類あるドラムサンプルから選び、割り当てていきます。
そして、実は「どのドラムサンプルを選ぶか」にも時代の流行が表れたりします(゜ロ゜)わお。
ここ数年は「キンッ」と機械的に響くハイハットの音が流行っていますね(^^)vそこで、「バクハツ」ではスネアに被せる形でこの音を使用しました\(^^)/
↓この曲でスネアと一緒に鳴る「キンッ」って音なんですけど分かるかな…分からないかな…(^^;
↓この曲はもっと大胆にスネアに被せてる。
他にも、スキマにちょこっと入れてもOKだし、キックに合わせてアタック強調にも!色々と使いがいのあるドラムサンプルです(^^)v
注目して聞いてると、色々な曲で使われているので面白いですよ!(^o^)v
過去の流行だと、往年の名機、TR-808の音は有名ですね!
TR-808、通称ヤオヤのスネアの音(テシッという音)は今でも使われますが、90年代ダンスミュージックに頻繁に取り入れられていました。
↓この曲は分かりやすい(笑)
ダンスホールでも!
ちなみにピコ太郎のPPAPのトラックに入っている独特の高音のドラム「カアン、カアン」という音もTR-808のカウベルの音です。
この音は「使いづらい」と思っていたミュージシャンはたくさんいたと思いますが、ピコ太郎は全面に押し出した!当時トラックメイカー陣からの反応が凄かったのはこういう理由もあるんです。
2000年代にはヒップホップ畑で「カツ!」という硬めのスネア(のリムショット)が流行りました。スネアの音だけ聞いても、ちょっと懐かしく思うかも?
これこれ!ミックスで雰囲気変わりますが、これぞクラブっぽい音!楽しくなってきますね(笑)✨
だいぶ話が反れてきましたが、ドラムサンプルにも流行があるよ、ていうお話でした💦
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そしてDonkiも収録のOne More Time Riddimもよろしくお願い致します!
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ではまたどこかでお会いしましょう〜(^-^ゞ