今回のネタはお馴染みSick Riddimのオリジナル、1989年発のこの曲!
プロデューサーはPeter Mackenzieという方で、JamaicaではなくNYのレーベルオーナーだそう💡ここからJammy'sやDigital B、Massive Bのバージョンへつながっていくんですね〜
1985年Jammy'sのSleng Tengから始まったこの辺の音は、ベースのボボボボ具合(←聞きゃ分かる)が本当に魅力的!初めてクラブで聞いたときの衝撃とワクワク感は今でも忘れられません!💪
Casiotone MT-40?ええもちろん買いましたよ😂😂😂
チープな電子楽器の音を大胆に取り入れるのはこのSick Riddimでも例外ではなく、その独特な雰囲気はクセになる。
そして今トラックメイカーやミキシングエンジニアとして聴いてみると、気付くこともあります😃
それは、「音がチャキチャキしてるな」ってこと。
おそらくは時代が進むにつれダンスホールやダンスミュージックが盛り上がっていき、それに合わせて「リズム隊」の存在感が重要になってきたんでしょう✨
リズム隊がきっちり聞こえないと踊れないし😔
「Down In Jamaica」に関して言えばハイハットとスネアがデカい!💦これがチャキチャキしてる原因ですね😁
いまのMIXと比べると、80~90年代はハイハットとスネアを大きくするのが流行っていたように思います😃そのころのスピーカーはいまと違って、もっと丸くこもった音だったと思うので、それに合わせた聞きやすさ、踊りやすさも考慮されてるんでしょう✨
そりゃいまの良いスピーカーで聞いたらチャキチャキするよなー😅
てことで、アナライズしてみました(笑)😁DAWにブチ込んで、フリーVSTのVoxengo Spanを通します。
最初のNaturaleeの歌パート↓チープなベース音が出っ張り、スカスカで片寄ってる!
しかしRed Foxのdeejayが入ると…↓
意外とバランス良く落ち着いてますね😅なんだ、きっちりしてるんだ💦
ちなみに他の曲も最近のヒットを中心に比べてみました💡
まずはSteflon Don「Senseless」
2kヘルツ以上が削られていて、さすがにキレイにまとまってますね😉耳ではハイハットの音が小さく聞こえますが、その分高い周波数はクラップで補っている形です👍
続いてAlkaline「Richer and Richer」
ハイハットは聞こえるけれど、Sick Riddimほどは大きくないです✨その分の高い周波数はは何で補っているかというと……
ボーカルですね💡アルカラインの声の空気感が強い!
てことで、いまの時代はハイハットを小さくし、その分は他の楽器やボーカルで補う、という形が主流のようです👍
やはりMIXにおいても流行りを追っかけるのは楽しい!✨
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