トラックメイカー視点の音楽鑑賞

トラックメイカーやDTMer、DJの聴き方をもとに、音楽を違った視点で聴いてみるブログ。

Wayne Wonder「Falling」コンプとEQの使い方で大体決まる?

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2017年発、Caramel Ice Cream Riddimから一曲。

 

 

Falling

Falling

  • Wayne Wonder
  • Modern Dancehall
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 


Wayne Wonder - Falling - YouTube

 

音の粒ひとつひとつが洗練されていて、本当に素晴らしいです。

 

プロデューサーはTONY 'CD' KELLY、Buy Out RiddimやBookshelf Riddimが有名ですね!

 

自分も大好きなプロデューサーで、兄弟のDAVE KELLY共々、音作りの参考としていつもお世話になっております。

 

この人の音は昔から本当にシンプルです。

 

その分、音ひとつひとつの作り込みが凄い。

 

料理で例えるなら、寿司みたいなもんで、シンプルなんだけど奥深いんです。

 

そして一見誰でも出来そうに感じる。

 

実際に自分がトラックメイカーを始めたのも、DAVE KELLYやTONY KELLYの音を聴いて「こんな簡単なトラック、すぐ出来そう」と思ったから(笑)

 

今回のこの楽曲でも、彼の腕が大いに発揮されています。

 

さて、シンプルなトラックというと、やはり音ひとつひとつが聞こえやすいので、それだけ作り込みが必要になります。

 

そして、最重要ポイントとなるのがコンプとEQです。

 

使い方に関してはこのブログでは趣旨が違うので書きませんが、これらをマスターすると本当に世界が変わり、トラックメイク、DTMが面白くなります。

 

でっかいキックの音が気持ちいい。

 

スネアに当たるリズムの部分もキック入ってますね。

 

ハイをカットしたショートなスネアも入ってますが。

 

重くなりすぎない、ダンサブルな、高級感溢れるトラックが最高!