トラックメイカー視点の音楽鑑賞

トラックメイカーやDTMer、DJの聴き方をもとに、音楽を違った視点で聴いてみるブログ。

One More Time Riddim その1 楽曲制作の発端

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2018年9/7(金)、自身初のワンウェイリディムアルバム、「One More Time Riddim」が発売されました!\(^^)/


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One More Time Riddim - EP

One More Time Riddim - EP

  • Various Artists
  • レゲエ
  • ¥1000

One More Time Riddim (Instrumental)

One More Time Riddim (Instrumental)

  • Takuchaman
  • レゲエ
  • ¥250

itunesやらspotifyやらLINEミュージックやらで聴けます!自身初という割りには、ジャマイカ人アーティストのジェネラルディグリーやルーキーDという有名な方々とできてしまいました!最高かよ✨

 

しかしここまで来るのには長い長い道のりがあったのでした……

 

ことの発端は千葉で活動する鈍器というアーティスト。


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「アルバムに入れる曲のトラック作ってくれませんか?」

 

という依頼でした。そして作ったオケがこのリディム

 

正確にはドラムやミックスが今と全く違うんですがね💦

 

自分はインスタグラムに、制作したものの打ち込みをアップしているので、今回もそのようにしました。確かこれが6月。

 

沢山の人が見てくれて、「これで仕事が増えると良いなあ」何て思っていると、メッセージが。

 

開いてみるとビックリ!!

ジェネラルディグリー!!

 

「オケ、ええやん(訳)」

 

もちろんその頃は知り合いでもなんでもなく、ただ単に1ファンとして聴いたり、DJのときに現場でかけるような「海の向こうのアーティスト」ていう認識でした。

 

元々、自分は彼の天才的なフローが大好きでした。歯切れよく、畳み掛けるような、それでいて決してうるさくない歌い回し。そんな彼からのメッセージです。

 

興奮した僕はすぐに返信、そこからやり取りが始まりました。

 

向こうもノリ気で、このオケで曲は書けるとのこと。

 

そんな訳で、僕は鈍器のアルバム収録曲のオケを引用して、ワンウェイリディムアルバムに製作することにしました。

 

もうその時は心情ハラハラドキドキ。向こうはジャマイカ人。目上のベテランアーティストだし、言葉も通じない。自分の英語力はお粗末。やり方も全く分からない。ビジネスマナーも知らない。金銭面も不安があった。

 

でも、こんなチャンスにはトライしてみないと絶対に後悔する!!

 

そう思って話を進めました。

 

本場のアーティストが自分のオケを認めてくれたことがすごく嬉しかった。今まで勉強してきたこと、考えてきたこと、やって来たことが間違いじゃなかったと思えました。

 

ただこの時点では現実味はなかったですね(^^;

 

そして5~6通、メッセージをやり取りしていると……

 

「ルーキーDを知っているか?」

 

と一言。

 

レゲエ好きなら当たり前 !!

 

聞くと、彼をブッキングできるとのこと。

 

そりゃあもうお願いするしかない。だって自分は彼のファンでもあったし、オケにピッタリハマりそうだったから。

 

そういうわけで、鈍器を含めた3人のアーティストの参加が決まったのでした。

 

〈その2へ続く〉

One More Time Riddim その2 オケのミックスには流行がある - トラックメイカー視点の音楽鑑賞